在来工法などのメモ。実家建て替えにそんなに興味はない
四季報の秋号が出てしまう。
夏号で知らない言葉を調べ終わっていないというにも。
建設関連の銘柄で不明だった語をメモ。
在来工法→日本古来の工法を改良、発展させた建築方法。別名、木造軸組工法。柱と梁で建物を支える構造で、コンクリートの基礎に柱を立てる。屋根の部分を先に作るため、内部で使用する資材を雨から守ることができる。自由な間取りが実現でき、大きな開口部を得ることなどが可能。リノベーションが用意。多くの業者が在来工法で建築しているため、業者の選択肢が多いことも特徴。
在来工法に対して木造壁式工法がある。四方の壁4枚と天井と床、合わせて6枚で建物構造を作る。壁で建物を支えるため、空間にでこぼこができにくい。壁式構造のうち2×4インチの角材を使ったものをツーバイフォー工法という。専門技術を持たない職人でも建てられるシンプルな工法らしい。
住宅の注文を受注した会社さんはどんな工法で受注しても、それができる業者さんに下請け発注すれば良いって感じなんかな。
自分で戸建をたてるなら在来工法が良さそう。
木造壁式のが業者さんは利益出しやすそう。素材も画一だし、時間も短縮されそうだし。
実家は最近建て替えていたけどどっちなのだろうか。興味はあんまりない。
値動き見てても不思議だな、で終わる
今日の日経先物。
10時頃に200円くらい急落して、戻すという動きを目撃した。
珍しくことではないと思うけど、なぜ?の仮説をだせない自分に反省。
時間的にアジアからの注文?だとすれば材料はこれこれ?みたいな。
すぐさま今日のランチは何にしようかなどと考えていた。結果、ランチは満足した。
相場の動きが目覚まし時計程度にしかなっていない。
痩せるために本を読んだ。
運動をしているが、すごく食べている。
外食、コンビニ食を繰り返し、悪い生活習慣であることを認識している。が、直せない。
・食べても太らず、免疫力がつく食事法
意識が変わった気がする。痩せそうな気がする。
ホルモン?の名前や効能は難しいが、とにかく、
生活習慣全体を見直すのがベスト、短期ではなく長期の自分のため。
おすすめの方法を推奨はするけど、自分にあったことをするのが一番、例えば日本人の食生活にあった食材選択をするだったり、と現実に即した見方をしていると思った。
習慣化の話はビジネス本としても良いなと思った。
1日1回、1日1分でいいからやると習慣化する。何をどのくらい、ではなくとにかくやる。
昨日10回やったから、今日も10回もしくはそれ以上、は危険!
的な。
まず、納豆。
福証上場銘柄2058ヒガシマルで出た琉球スギ。
「魚養殖子会社はマグロから琉球スギへ魚種転換しブランド展開図る」
木の名前みたいな琉球スギ、魚なんだろうがスギは恥ずかしながら生まれてこのかた聞いたことがなかった。
株式会社ヒガシマルは1979年に設立。
養殖用配合飼料の製造・販売をする水産事業と乾麺、即席めん、皿うどん、めんつゆ等の製造・販売をする食品事業を営んでいる。
そして、主な連結子会社として株式会社ヤンバル琉球水産がある。
この会社が「魚養殖子会社はマグロから琉球スギへ魚種転換しブランド展開図る」における魚養殖子会社にあたるのでは?と思った。
ただ、ヒガシマルの株主通信などのHP内の情報からは断定しきれなかった。
オンラインの四季報先生のプロフィール欄からヤンバル琉球水産が養殖会社であることに自信を持った。
琉球スギは魚。スギは暖かい海を中心に生息する大型魚。黒カンパチと呼ばれていたことも。
沖縄県産「琉球スギ」とは? くら寿司に握り登場、透明感のある白身魚、上質な脂乗りとコリコリ食感 | 食品産業新聞社ニュースWEB
くら寿司では沖縄県産の琉球スギが期間限定で販売されていたこともあるみたいで、とってもおいしそう。白身だ。
天然物は群れはつくらない、成長が早い、病気に強いなどの特徴があるようで、養殖での生産効率が高いという魅力があるようだ。
生産コストが少ないであろう魚種をブランド化して採算を取る、という感じか。
養殖業は魚選びから勝負。
スギすら知らないところ、舐めているわけでないが、魚業界で働いてみたい。
養殖はもちろん、市場の卸業、仲卸業はもろに家庭の食事にインパクトを与える流通の根幹を担っている感じがして、かっこいい。
2053中部飼料なぜゲップ抑制効果のある牛用飼料開発に注力するのか。
会社四季報2023年夏号の2053中部飼料株式会社の記事に、ゲップ抑制効果のある牛用飼料開発に注力、とあり、気になった。
とにかくゲップ抑制という目を引くワードにやられた。
牛用とあるからに牛のゲップ抑制のための飼料だと思うが、ゲップを抑制することがなんだというのだろうか。
というか、サラリーマンとして家とオフィスの行き来を繰り返している日常なので、飼料という言葉すら聞きなれない。なのとりあえずHPで企業の人となりやその内容を確認することにする。
参照した企業のHPはこちら→中部飼料株式会社
ここから自身の理解のために情報を抜粋。
中部飼料株式会社は1949年に愛知県半田市で設立。日本プロ野球で2リーグ制設立の年らしい。また、有名人では武田鉄矢氏、矢沢永吉氏の生まれ年のようだ。
事業内容は鶏・豚・牛・魚の食料である飼料の企画・製造・販売。また、自社の飼料を活用した畜水産物の企画・販売。米や野菜、果物等向けの有機入り配合肥料の企画製造・販売などもしている。子会社では畜産家向けの畜糞発酵処理機や保険の取り扱いもする。
私が普段何気なく食べているもののスタート地点を創っている、基盤を創っている企業という印象。
それではどのような飼料をつくっているのか。
養牛用飼料でいうと、トウモロコシ、マイロ、大麦などをフレーク化した穀類やパイナップル粕等の自社開発原料をベースとした、肥育タイプに応じた飼料を作っている。
...横道にそれるが、マイロとはなんぞや??
JA東日本くみあい飼料株式会社のHP(原料 | JA東日本くみあい飼料株式会社)で各飼料原料について、効能とともに学べた。ここから、マイロ、ついでにトウモロコシ、さらについでに大麦について抜粋(掲載順序や語尾などは自身の理解のためにちょっと加工)。
マイロはトウモロコシに次ぐ重要な飼料穀物。とうもろこしと同様に粉砕・圧ぺんしたものが使用される。主要産地はアメリカ・オーストラリア・アルゼンチン。
トウモロコシはすべての家畜に対して優れた飼料原料。粉砕・圧ぺん等に加工したものが使用される。主要産地はアメリカ・アルゼンチン。
大麦は肉質改善効果があるといわれており、肉牛や肉豚の重要な原料。トウモロコシと比較してタンパク質、繊維含量が多く、可消化エネルギーが低め。粉砕・圧ぺん等に加工したものが使用される。主要産地はアメリカ・オーストラリア・カナダ。
大切な穀物と理解した。これらの飼料原料の他にもパプリカ抽出物やコーングルテンミールなどという飼料原料もあるようで、奥が深い。
そして、農産物におけるアメリカの存在感も垣間見た。
さらに横道にそれるが、飼料原料の説明に出てきた圧ぺんとはなんなのだろうか?聞いたことがない。とりあえず、かわいい名前だな、と思った。
飼料製造の手法のようで、有限会社小川精麦のHP(仕事紹介:製造部門①「圧ペン工場」)で飼料の製造工程とともに学べた。例のごとく、抜粋(語尾や文の繋がりは自身の理解のためちょっと加工している)。
飼料の原料として穀物を輸入し、港のサイロに保管する。トラックで引き取り、タンクに保管して加工の準備をする。タンクに保管した原料は加工の前にセパレーターで異物を取り除く。この処理工程を精選という。精選を終えた原料はクッカーで蒸気加熱後、ロール機でつぶしてフレーク状にする。この処理工程を圧ぺん加工という。圧ぺん加工で穀物をアルファー化(糊化)することで、消化率を上げることができる。圧ぺん加工後は乾燥冷却機で飼料の水分を調整して加工は終了。
同じHPで粉砕についても説明してくれている。圧ぺんと違い、「粉砕」ということば聞いたことがあるが、飼料製造工程の「粉砕」がどのようなものかせっかくなので学ぶ。
圧ぺんというかわいい響きと違い、力強い言葉「粉砕」。
仕事紹介:製造部門②「粉砕工場」から同様にちょっと加工して抜粋。
飼料の原料受け入れから精選までは圧ぺんの工程と一緒。精選の次に、粉砕加工をする。粉砕加工はひき割りにするロールミルと、ばん砕状にするハンマーミルの2つに大別される。ロールミル、ハンマーミルは加工機械であり、前者は原料を大きな粒から細かい粒に砕く機械、後者は粒度をより細かくする機械。
つまるところ、原料を細かくする製造工程のようだ。「粉砕」のイメージそのものだった。
横道にだいぶそれたが、中部飼料株式会社が発表している情報群から牛のげっぷ抑制に触れているものを探す。
2023年1月31日発表の「ポジティブ・インパクト・ファイナンス契約締結に関するお知らせ」という文書(https://www.chubushiryo.co.jp/news/pdf/2023.01.31_pif.pdf)で触れらていた。
株式会社三菱 UFJ 銀行(以下「三菱 UFJ 銀行」)と「ポジティブ・インパクト・ファイナンス」に関する融資契約を締結した。「ポジティブ・インパクト・ファイナンス」とは、国連環境計画・金融イニシアティブ(UNEPFI)が策定したポジティブ・インパクト金融原則、及び実施ガイドに基づき、企業活動が環境・社会・経済に及ぼすインパクト(ポジティブな影響とネガティブな影響)を包括的に分析・評価し、当該活動の継続的な支援を目的とした融資
とのこと。融資額は20億円、融資期間は5年間、資金使途は事業資金。
資料の表中、取組項目に「環境に配慮した飼料(「KDシリーズ」、飼料中のアミノ酸バランスを改善することで排泄される窒素の量を低減する飼料、牛のゲップを抑制する飼料等)の開発・拡販」とある。
見つけた!
しかし、げっぷを抑制してなんだというのか。まだまだ理解が足りない。
検索を続けると農研機構のガイドコミックなるものを見つけた。農研機構の畜産研究部門が作成しているものらしい。
本編第4話のタイトルが「牛のげっぷと地球温暖化」。知りたいことがもろにこれに載ってそう。
牛のゲップは二酸化炭素の25倍もの温室効果があるメタンが含まれる。家畜のメタンは全世界から放出される温室効果ガスの約4%を占める。
したがって、牛のゲップを抑制は温室効果ガスの排出抑制になる。
どうやって?牛が食べるもの工夫することでゲップに含まれるメタンの量を減らすことができる。牛が食べるもの、つまり、飼料、となるようだ。
ガイドコミックの導入部のふりと全く同じ疑問の持ち方だったが、中部飼料株式会社がゲップ抑制効果のある牛用飼料開発に注力、する理由の理解ができた。
日本山村硝子が高機能野菜工場を竣工、てどんな取り組み?
会社四季報2023年夏号を読んでいて、なんか素敵だなと、気になった。
日本山村硝子の特色欄(会社の超簡潔紹介コーナー)には硝子瓶製造最大手、と書かれていた。
そして、日本山村硝子がJR貨物と合弁で福井県にケール、クレソン等の新工場4月稼働、とのこと。
硝子瓶製造最大手である会社が野菜の工場を竣工したと知って、初見では素敵だなあという感情が湧いて、気になった。どんな取り組みなんだろう。
まず、日本山村硝子がどんな会社なんだろうと思って、HPをみてみた。
日本山村硝子株式会社のHPの会社情報のページ。
創業は1914年(大正3年)4月5日。
イメージするために歴史の確認。教科書的にサラエボ事件の年?自分の学がなさすぎてピンとこないので、1914年生まれの著名人を確認してみる。これまた学がなさすぎてピンとこない。1920年生まれまで昇って初めて自分程度でも存じ上げる名前、俳優の森光子さん、プロ野球選手の川上哲治さんがいらっしゃった。
とにかく、偉大だとというイメージが湧いた。
事業はガラスびん、プラスチック、ニューガラス、物流の4つのセグメントからなっていた。
目を引いた(HPの作り的にも。)記述は、「ガラスびんの生産において業界No.1」。
歴史と実績を誇り、ガラスびんという分野でリーティングしている会社。信じられないくらいざっくりした認識だが。
そして、件の高機能野菜工場について、なぜやるんだろう?を追って調べてみた。
2023年3月31日開示の「山村JR貨物きらベジステーション株式会社 植物工場竣工について」が掲載されていた。
https://www.yamamura.co.jp/files/news/ir/20230331_CMS0249.pdf
「きらベジステーションは、工場新設を通じて高機能野菜の安定供給を行い社会に貢献」、「日本山村硝子は、循環型社会の実現を目指して植物工場の更なる拡大を図ります。」との。(上記資料の抜粋文章です。)
目的は循環型社会の実現、そのための1つの手段として、高機能野菜工場、なのだなと理解できた。
ついで、がらすびんのリーディングカンパニーが高機能野菜?というところを調べたい。
経緯や裏側はもちろんわからないが、きらベジステーションのHPによると、「当社の親会社である、日本山村硝子(株)が長年の研究開発により培われたノウハウを投入し、野菜の栽培を行なっています。」とのこと。
野菜の栽培を研究開発していたんだなと。そして、着実にノウハウを蓄積していたんだなと。
野菜の栽培については、Corporate Communication Book(会社の概要が2021年3月31日現在、とあるのでその時点のBookだと思う。)にその沿革の手がかりがあった。
https://www.yamamura.co.jp/csr/report
カンパニー(事業セグメント)と研究開発センターの紹介のスライドで、「研究開発センター」の紹介があった。
「研究開発センターは、2007年の設立から現在に至るまで、既存事業とは異なる分野で新規事業の研究開発を続けています。開発の基本コンセプトは「安心・安全」「環境」「サステナブル」。開発テーマの一つである植物工場事業は2014年末から生産販売を開始し、完全制御型植物工場としては第一号となる機能性表示食品の届出を実現。今後も競争優位性のあるオリジナル技術の研究開発を継続していきます。」とのこと。
私が四季報で植物工場のことを知ったのが2023年なので(しかも竣工後)、15年以上のノウハウの積み重ねがあるのか!!!すごい。
また、HP上の「物流セグメント」の紹介中、「山村倉庫の事業内容」の部分で植物工場のことが触れられていた。
「植物工場における栽培・包装業務 日本山村硝子が運営する植物工場において、栽培から出荷までの作業全般をサポートしています。」とのこと。
そこで、山村倉庫株式会社のHPをみに行くことに。
「完全制御型植物工場において植物の栽培から収穫、梱包、出荷までを担っております。」
すでに植物工場における生産・物流が実行されている!!
色々知ろうとしてみると、ガラスびんリーティングカンパニーの高機能野菜工場は新規事業として研究開発から始まり、ノウハウを積み上げ、循環型社会の実現のために稼働していた。
ワクワクする取り組みを知るきっかけをくれた会社四季報先生に感謝。